あなたに還る道

365日のあいのうた

永遠に消えないもの

 

できない仕事は与えられない

こうやって

やるべきことがやってくる

それをこなしていくだけ

これが私の次のステージ

辛いと思うのは言い訳

まだまだ弱い自分がいる

 

私はもう充分

充分にあなたから受け取りました

永遠に消えないものを

あとはこれを汚さないように

私の中で守っていくだけです

私の中にあなたが生きて

それを周りに放っていけるように

 

そこに言葉はいらない

行為があるだけです

もう何も話したくない

誰とも会わなくてもいい

会うべき人はやってくるから

愛を捧げるべき人たち

 

もう求めない

充分に与えられたから

 

 

あなたを思う時

 

あなたを思う時

その姿は

今のあなたではない

 

洗い晒しのシャツに

伸びた黒髪で

ポケットに手を突っ込んで

猫背で風を切るように歩く姿

座り込んで私を待っている姿

私をいつまでも見送る姿

目に焼き付いて離れない

 

そしてあなたの言葉

ずっと胸に残る

 

「  俺の好きな人には相手がいるから…  」

 

本音はいつも

消え入りそうな声だった

 

「 いっつも笑ってるね 」

「 会えなくなるのは嫌だよ 」

           

沢山の言葉

届いたのに

ちゃんと返せなかった

 

今もあなたを見たら何も言えなくなる

私の言葉には欲がある

あなたに伝えたいという欲

 

あなたの言葉にはただ真実しかない

あなたにはきっと真実しか伝わらない

そんな気がするから

あなたのような言葉を

私は持っていないから

何も言えなくなる

 

私がいつも笑っていたのは

目の前にあなたがいたから

 

あなたを思って

切なくて

涙が出る

いつまでも

こんなに

胸が痛い

 

 

推進力に変える

 

静かな日々 

通信手段を断つと

あなたからの波動も途絶える

なぜなのかわからないけど

私の懸念や心配が伝わることで

あなたに起こっていた葛藤が

なくなったからかもしれない

それぞれが自由に仕事に打ち込めるように

 

それなのに

私はまだあなたのことばかり考えている

ある地点に到達したことはわかるけど

この急激な変化についていけない

頭を整理したくて考えてばかりいる

同じ事ばかりをぐるぐると

 

前回会った時は

ふたりに邪気がなくなったような気がした

光のふたりになれたような気がした

だけど日が経つにつれてやっぱり

隠れていた闇があったことがわかってくる

 

あなたの怖れ

強い自分でなくてはという思い

弱い姿を見て私が去るのではという怖れ

そして私の怖れは

自分があなたの一番でありたいこと

あなたがまた他の人の所へ行く怖さ

それがあぶり出された

あぶり出されるような再会だった

 

私はあなたに安心していると伝えた

仕事がうまくいってるからとか

そういう表面的なことではないのに

誤解をさせたかもしれない

 

そしてあなたは

まだ会ってもいないような人の話をした

私はそのことでまた考え込んでしまう

なぜあなたはそんなことを話すのだろうと

いつもいつも

人から好意を持たれていることや

彼女と喧嘩をしたこと別れたこと

なんでも話すのはなぜなのかって

私はできれば聞きたくないと思ってるから

 

けれど私の現状がこうである限り

あなたにも恋人ができるのは自然で

そして恋愛というのはあなたにとっては

希望であると同時に最大の恐怖でもある

そんな大事な経験を

私に共有してほしいのか

どんな失敗があっても

あなたの冒険には帰る場所が必要なのか

まるでお母さんだと思うけど

お母さんに恋愛相談はしないか…

 

家族のいる私をあなたが

丸ごと受け入れてくれているように

私も受け入れればよいのだろう

大切な誰かを見つけたくて

一喜一憂するあなたをそのままに

私にとって家族がどんなに大事でも

あなたへの思いが変わらないように

あなたに恋人がいても妻がいても

ふたりの関係性は揺らがないのだから

 

理解はできるけど

この思いの強さは何なのだろう

あなたに惹かれる

苦しむためだけに?

考えていたら答えらしきものが来た

 

「推進力に変える」

 

どうやって?

この思いの強さをあなただけではなく

やるべき他のことに向ける

あなたがそうしているように?

「ふゆにもらったエネルギーを

他の人にばかり使ってる」

前にそう言ってた

私もそうすればいいのね

 

 

それぞれの生活

 

全てが無になったよう

身体が満たされて

静まりかえっている

あなたが対象ではなく

私の一部になったから

 

それでも現実のあなたを思う時は

目を閉じてあなたの所へ飛んでいく

何をしているのかだいたいわかるの

そこにはあなたの人生があって

私の居場所はない

だからそっと引き返してくる

じゃまをしないように

 

私の知らない大切なものが

沢山できるといい

そんなあなたを丸ごと大事と思うから

 

会えたら伝えようと思っていたことも

あなたに会ったらどうでもよくなった

それもこれも私の勝手な思い

思いは伝え合わないまま

ふたりの魂がひとつに重なった

よくわからないけど

これが私たちの形なんだね

 

こんな風に絶妙にすれ違う

前回会いたいと言ってくれた時

どんな思いだったろうかと今なら思う

朝まで飲んでフラフラにならないと

顔を見ることもできなかったんだ

辛そうで言葉少なで

きっと私を求めていたのに

そんなあなたを私は受け入れなかった

 

今回あなたから受け取ったのは

ちゃんとやってるというメッセージ

思いを伝える隙もないくらいに

私を安心させようと思ってくれたのね

あなたはいつも優しいから

 

こうやってまたふたりは

それぞれの生活に戻った

全て神さまのなさること

あなたの人生を私は見守る

辛い気持ちがゼロじゃない

不安がないわけじゃない

やっぱり戦っているから

あなたを思うから

本当は今すぐ会いたいから

まだ泣けてくる時もある

ひとつになれたのに

おかしいね

 

今度会えたら私たち

どんな風かな

私はあなたと共にある

いつでも

 

 

ひとつの存在として

 

ふたりがひとつになったような感覚

1たす1が1になったような

まるで悪阻が終わった妊娠期のように

あなたが私の中にすっかりなじんで

抗う気持ちも罪悪感もなくなった

 

自分の生活を第一に考えることが

あなたとの愛と矛盾しない

かけがえのない存在だと

お互いが確信している

 

あなたは私に愛することを教えた

私はあなたに愛されることを教える

あなたがどこで何をしてきても

私は変わらずここにいる

愛そのものになってあなたを迎える

何十回何百回あなたが確かめても

変わらず愛の存在であり続ける

 

時折目が覚めたような表情をする

そして私の言葉を繰り返す

まるで大事なことを発見したみたいに

後になってその言葉があなたの中に

深く深く入っていることがわかる

私の言葉があなたを創るその不思議

 

私があなたを支える

あなたが私を支えるように

これからはひとつの存在として

それが当たり前になる

 

 

GOサイン

 

別れた後も

あなたが私の中にいる

私を愛で満たす

嬉しい

会えなくても

こんなに幸せ

 

あなたは完全に自由

私に応えようとしなくていい

いつも許されている

そのことがわかった?

 

あなたは私に告白する

どんなことも

気持ちが揺れそうなことも

ぜんぶ

私はそれを受け容れて浄化して

よいエネルギーだけをあなたに還す

それが私の役割なんだと思う

 

私たちはお互いからいなくならない

だから安心している

強がらなくてもいいの

ひとりじゃないから

逃げなくてもいいの

怖くない

あなたの場所はいつもあるから

 

あなたを受け容れて

あなたが私の中に入ったら

GOサインが聞こえた

動きなさい

動く時だと

 

私は自分に向き合って

苦しかったけど

自分を愛で満たすことができた

次はこの愛を拡げていく

あなたをお手本に

愛を放射する人になれるように

 

まだ手探りだけど

わからないけど

やってみるの

あなたがいるから

大丈夫

 

 

やっと合格

 

何度目だろう

やっと合格したような気がする

あなたに会えて嬉しかった

そしてあなたの幸せをそのまま

喜ぶことができたような気がする

 

彼女を救えなかったと

あなたは自分を責めていた

私も彼女の痛みを思って

祈っていました

誰かの存在に縋って生きることの

終わりのない辛さを思って

 

私と距離を置いて

あなたは自分の人生を

ようやく歩き出した

誤魔化すことなく

無理することなく

あなたにできる方法で

理想とは違うかもしれない

でもとにかく歩きだしたんだね

 

足りないところは

自分が一番よくわかっているから

私はもう何も言わなくていい

あなたの新しい恋

あなたの幻想は

どこまでも美しい幻想だけど

その中で幸せそうにしているあなたを

私はそのままに眺めた

ただそれだけのことだった

 

自分だけを一途に思ってくれる

そんな相手を望むことに何の罪があるだろう

本当にそうであればいいとさえ

私は思うのだ

 

そして私は私の道を歩む

現実には離れた状態で

お互いの人生に関与できないけど

あなたは変わらず大きな存在です

 

深く思い合いながらも

お互いから奪わない

自由を保障する

相手の幸せを望む

そして成長し合う

そんな当たり前で難しいことができるのは

やはりあなたとだからなんだろう

 

私は逃げない

怖れから否定しない

あなたとの愛を

あなたへの感謝を

そのままに体現したい